[実録!体験記Part4]禁酒禁煙を同時にするとどうなるの?<禁酒禁煙のススメ>
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禁酒&禁煙 W禁編
禁酒5日目、禁煙11日目:ついに解禁!?
この日は何故だか非常に強い眠気に襲われました。禁煙してから既に11日が過ぎているので禁煙との関連性の判断は難しいですが、日頃の寝不足の時の眠気よりも強いので、寝不足と禁煙の両方が混ざってパワフルな睡魔となっているように感じます。
この日の夜、小腹が空いたので軽く夜食を食べることにしました。するとあろう事か空腹に合わせて無性に晩酌がしたくなってしまいました。アルコールを飲むわけにはいかないので、仕方なく炭酸水を飲んでやり過ごそうとしましたが、どうしても物足りません。どうしようか迷いに迷いましたが、結局用意しておいたノンアルコールビールを飲むことにしました。アルコール0.00%のDRY ZEROです。
缶のふたをプシュッと開けてゴクっと飲むと、炭酸水にはないビール特有の苦みとホップのうまみが炭酸と一緒にのどを通っていくのを感じます。美味い。
飲んだ瞬間、久々にビールの風味を味わった喜びと満足感。それと同時に、罪悪感も感じました。ですが、なんだか吹っ切れました。素直な感想ですが、ノンアルコールビールでも炭酸水を飲むより、はるかに満足感があって美味いです。
ノンアルコールビールを飲みながらふと思いました、「もしもノンアルコールビールがなかったら普通のアルコール入りビールを飲んでしまっていたかもしれない。 万が一その場は我慢してしのげたとしても相当つらい我慢が必要だっただろう。その後も物足りなさが残るから、大きなストレスを抱えてしまうだろうな。」
私の禁酒はアルコールを摂取しない事が主眼です。であれば、ノンアルコールビールを我慢するのは、禁酒のハードルを上げて、只ストイックに挑むだけの単なる自己満足なのではないか?という思いが再びこみ上げてきました。
禁酒していても、ノンアルコールビールと言う選択肢を残せば、食事の際の飲み物を何にするか?という不安や、食事会への参加回数が減る心配はクリアできます。晩酌についても、酔いこそしませんがビールの風味とつまみを楽しむこともできます。
このような考えの基、私の禁酒はノンアルコールビールは飲んでも良いとする事にしました。無理せず長く、あわよくば永久的に禁酒を続ける為にも、ノンアルコールビールの選択肢は残した方が良いであろうと言う判断です。
但し、ノンアルコールビールを飲んだ時に気になる事が一つありました。当初懸念していた喫煙欲を増大させる点です。
実際にノンアルコールビールを飲んだ結果、やはり喫煙欲は強まりました。この日、結果的には禁煙を破りませんでしたが、「今の体調を失いたくない。だからタバコは吸いたくない。」と強く自己暗示をかけて乗り越える必要がありました。
禁煙と並行して禁酒される方は、ノンアルコールビールは喫煙欲を増大させるという点には気を付けた方が良いですね。もしも禁煙を破ってしまいそうな心配があるのであればノンアルコールビールはおすすめできません。ですが、禁煙をしていなくて、禁酒の主眼がアルコールを摂取しない事であれば、ノンアルコールビールはとても有用だと思います。
禁酒6日目、禁煙12日目:ノンアルコールビール全面解禁。禁煙禁酒共に順調です。
この日は夕食に焼肉を食べに行きました。焼肉と言ったらビールですよね。しかし私は禁酒の身。駆けつけの一杯目は子供と一緒にコーラにしました。ですが、肉を食べるにつれてやはりビールが恋しくなってきます。しかも元々ビール党の私にはずっとコーラを飲むのは少し甘すぎます。ですので二杯目はノンアルコールビールを頼みました。アルコール入りの普通のビールを飲んでいた頃は、一杯ビールを飲んだらそのまま連続して何杯もビールを飲んでいましたが、次の3杯目は予想以上にあっさりとまたコーラへと戻りました。タバコを吸いたくなる事も一度もありませんでしたし、この日の夕食はまったくストレスなくアルコール無しで焼肉を楽しむことができました。
禁酒6日目、禁煙12日目となり、おかげさまで、体調はすこぶる良い状態が続いています。以前は日常的にお腹が緩かったのですが、今は快腸そのものになりました。以前はタバコを吸うと急に催す事も多かったのですが今はそれがなくなりました。禁酒は当然胃腸へ良い影響があるだろうと思っていましたが、禁煙も、胃腸に対するニコチンの作用がなくなってお腹の調子が良くなるようです。逆に便秘の方は禁煙の際は気を付けた方が良いかもしれません。
禁酒7日目、禁煙13日目:変わらず体調絶好調。体臭も軽減!
禁煙は凡そ2週間が経ってほぼ定着してきたように感じます。一息ついた時にタバコの感覚を思い出すこともありますが、思い出した感覚を無視するか自己暗示をかける事で、難なく吸わずにやり過ごすことができています。
今思えば、私がお酒を飲む理由は、酔っぱらう事自体ではなく、その場の雰囲気を楽しんだり、食事を楽しむ為の補助的な役割が大きかったようです。ですので、禁酒を継続している今でも、アルコールを摂取しないことへの不便やストレスを感じることは全くありません。
そう言えば、以前は寝室に脂臭いようなこもった臭いがありましたが、その臭いが消えてきました。嫌な体臭が減ったようです。タバコ臭もアルコールによる悪臭も出るはずがないので当然なのですが、うれしい副作用ですね。
ノンアルコールビールって発売された当初はお世辞にも褒められる飲み物じゃなかったですよね。正直言って不味かったですよ。今のノンアルコールビールは本当においしくなったと思います。ものすごい企業努力があったのでしょうね。ビールメーカーさん有難うございます。メーカーさんのおかげで禁酒が継続できそうです。
調べてみると、ノンアルコールのワインや焼酎、日本酒なども既にいろいろと販売されているようですので、今度は自分の好きな銘柄を探して、それについてレビューをしてみたいと思います。
禁煙、禁酒に対する姿勢や取組みもルーチン化出来てきたので、毎日を体験記として綴っていくのは一旦これで終了しようと思います。ここまで本記事を読んで頂き本当にありがとうございました。<(_ _)>
今後は1ヶ月程度の期間を空けながら、禁酒・禁煙生活がどうなったかの続きを記事にしていきたいと思います。
みなさんの禁酒・禁煙生活も首尾よく続きますように。これからもがんばりましょう!
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