自転車練習の適齢・適正身長・自転車保険の加入義務

自転車練習の適齢・適正身長・自転車保険の加入義務




補助輪なしにする適齢は何歳?

3歳~5歳の間に補助なし自転車へ移行するのがおすすめです。
早目のお子さんでは3歳から。中には2歳で補助なしに変えたというお子さんもいるようです。一番多いのは5歳のお子さんのようです。

体の大きさや体力面を見て判断するのが重要なので、一概には何歳が良いとは言えないですが、補助付き自転車やキックバイク(トレーニングバイク)にすっかり上手に乗れているというのも、補助無し自転車へトライする時期の目安になりますね。

チャイルドシートは6歳未満まで

道路交通法の決まりで、6歳以上のお子さんを自転車のチャイルドシートに乗せることはできません。また、小学校に上がる頃になると補助無し自転車に乗れる友達も多くなりますので、できれば6歳になる前に補助無し自転車に移行しておくと便利ですね。





自転車のサイズはどれくらいが良いの?

身長に合わせて適正な自転車の大きさを選びますが、実は自転車メーカーによって同じタイヤの大きさでも適正身長が異なります。

下の表は2018年10月現在、主要メーカーから発売されているキッズ,ジュニア向け自転車のタイヤサイズと適正身長の一覧表です。

メーカ別適正身長
タイヤのインチサイズと適正身長(各社ホームページより抜粋)

ご覧の通り同じタイヤのサイズでも各メーカーによって適正身長が異なります。更に同じメーカーでも自転車のモデルによって適正身長が異なるものもあります。

実際に自転車を購入する際は、自転車屋さんに聞いたりメーカホームページ等でしっかりと調べた上で、適切な大きさの自転車を選ぶようにしましょう。

自転車の練習にヘルメットは必須!

万が一お子さんが転倒した際、頭を守るために必ずヘルメットはかぶりましょう。
ヘルメットメーカーも自転車メーカーと同じくらいたくさんあります。価格も二千円前後から、三万円近くするものまで幅広くあります。

お店で実際にかぶってみてお子さんの頭に合ったものを選ぶのが一番良いですが、近くにお店がなかったり、気に入ったものが見つからない場合は、アマゾンや楽天等のネットショッピングの方が良いものを探しやすいかもしれません。

購入する際は、すぐに子供は大きくなるからといって大き目のヘルメットは絶対だめです。サイズが合っていないとずれ落ちたり外れたりして危険です。サイズは必ずピッタリのものを買いましょう。サイズ調整ができるタイプもあるので、そちらもおすすめです。





自転車保険の加入義務

2018年10月現在、全国的な法制化はされていませんが、既に自転車保険への加入が義務化されている自治体も増えてきています

【自転車保険加入義務化が施行されている自治体】2018年10月時点
相模原市:2018/7/1施行
金沢市:2018/4/1施行
埼玉県:2018/4/1施行
京都府:2018/4/1施行
名古屋市:2017/10/1施行
福岡県(努力義務):2017/4/1施行
千葉県(努力義務):2017/4/1施行
鹿児島県:2017/3/24施行
東京都(努力義務):2017/2/1施行
静岡市(努力義務):2017/1/1施行
鳥取県(努力義務):2016/10/14施行
大阪府:2016/7/1施行
徳島県(努力義務):2016/4/1施行
滋賀県:2016/2/26施行
兵庫県:2015/10/1施行
熊本県(努力義務):2015/4/1施行
群馬県(努力義務):2014/12/22施行
愛媛県(努力義務):2013/7/1施行

引用元:https://www.shougaihoken.info/bicycle.html

一般財団法人 全日本交通安全協会のホームページから加入できる”サイクル安心保険”では、月額103円~入れるプランもあります。手ごろな値段でも加入できるので、まだ義務化されていない自治体にお住まいの方も、万が一に備えて自転車保険へ加入しておきましょう。

それでは、お子さんと一緒に安全で楽しい自転車ライフを送りましょう!